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コラッツ予想:統計的振る舞いを記述する理論式について

 

コラッツの操作に関する統計的振る舞いのモデル化に際し、記号の定義を行います。

 Definition:

nが奇数のときは、f(n)=(3n+1)

nが奇数のときはg(n)=n/2とします。

fとgの合計をステップ数と呼ぶことにします。

 

対象とする自然数:n

1に到達するまでのステップ数(stopping  times):T_s

\log:自然対数を底とする対数

s≡\frac{2}{log(3)}

v≡\alpha\log\frac{4}{3}/\log(3)

ここで、モデル的には、α=1ですが、α=1.015くらいの値の方が数値実験とよく合います。

理由は不明です。シミュレーションでは、α=\frac{2.95}{3}を採用しています。

X(n)≡s\log(n)

 以上が記号の定義です。